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2023.07.07
コラム

家族葬ってなに?

ご葬儀の打ち合わせの際に「家族葬でお願いしたいです」と言われることが多くあります。

しかし、詳しくお話を伺ってみると「家族葬」のイメージは実に様々です。

通夜はするの?安く済む?簡単?

 

そもそも家族葬とは何を指して言うのでしょうか。

 

家族葬の語源

 

家族葬という言葉は1990年代の中頃に葬儀社が考え出した造語と言われています。

「家族を中心に親しい人々で見送る」というキャッチコピーであり、明確な定義はありませんでした。

よって現在でも「何をもって家族葬である」という決まりはありません。

 

家族葬は安い?

 

ご遺族によっては「家族葬=安い、簡単」とお考えの方もいらっしゃいますが、

「打ち合わせ→納棺→通夜→葬儀・告別式→火葬」という流れはこれまでの葬儀となに一つ変わることはありません。

※一部の葬儀社が「家族葬=簡単、安い」というイメージ戦略を行っていますが、根本的に間違っていると思います

 

金額についても家族葬だから安くなるというよりも、人数規模が少なくなるので、広い式場が必要ない、豪華な祭壇が不要、返礼品や料理も少量で良い、ということから価格が抑えられるということになります。

 

安倍元総理の葬儀も家族葬?

 

最近、「家族葬」という言葉で気になったのは、増上寺で行われた安倍元総理の葬儀です。

 

「安倍元首相の通夜、岸田首相らが訪れ焼香 葬儀は12日に家族葬」

https://onl.bz/vTHhdyE

2022年7月11日 朝日新聞

 

通夜の参列者は2,500人。記事の中で「葬儀は家族葬として12日に執り行われる」とあり、通夜と葬儀を区別しています。

 

「安倍元総理の遺骨が増上寺に 昭恵夫人『いつも私を守ってくれた』」
https://onl.bz/ykux8pw

2022年7月11日 テレ朝news

 

「12日の告別式にはご家族のほか、岸田総理や自民党幹部など、およそ200人が参列」

 

通夜に2,500人、葬儀に200人が参列しても家族葬というのか、と驚きました。
このように、いまだに言葉の使い方が定まっていないのが家族葬という言葉だと思います。

 

蒼礼社では便宜的に「遺族・親戚、親しい友人を中心に行う20名規模のお葬式」を家族葬。

「遺族・親戚、親しい友人だけでなく、仕事の関係者や近所・地域の方に参列いただく100名規模の葬儀」を一般葬と呼んでいます。

 

ご希望の葬儀の規模や内容に応じて見積を作成しますので、遠慮なくご相談ください。

 

世田谷区、目黒区、渋谷区の家族葬のことなら、蒼礼社へご相談ください。
※他の地域でも可能な限り対応します。

投稿者プロフィール
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株式会社蒼礼社

代表取締役 塩田 正資

株式会社蒼礼社は、皆様の大切な想いに寄り添いながら、葬儀のご相談をお受けしています。 私自身14歳で父を失った経験から命の儚さを感じ、この仕事に携わるようになりました。 蒼礼社では、ご遺族が安心してお別れできるよう、全てのプランに「エンゼルメイク」を含め、 故人を穏やかな姿でお見送りいただけるよう、心を込めてサポートしています。

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